
更年期に起こるその他の症状として、女性の場合には「頻尿」「尿漏れ」「萎縮性膣炎」「頭痛」「偏頭痛」といったものがあります。
「頻尿」や「尿漏れ」は、妊娠中や出産後の女性にも見られる症状ですが、妊娠中の場合には大きくなった子宮に膀胱が圧迫されることによって、そして出産後の場合には骨盤筋がゆるくなることによって起こるものであり、更年期とは原因がまったく異なるものです。
更年期の「頻尿」及び「尿漏れ」は、女性ホルモンの1つ「エストロゲン」の減少に伴って、膀胱や尿道の粘膜が薄くなったり、尿道括約筋や骨盤底筋が弱くなったりすることが原因であるといわれています。
最近では、尿漏れ専用のパッドが販売されていますし、尿漏れを軽減させる一般薬も手軽に手に入るようになりました。
こういったものを上手に活用しながら、更年期と上手にお付き合いできるようになると良いですね。
次の「萎縮性膣炎」とは、膣の粘膜が萎縮して出血したり痛みを伴ったりする症状をいいます。
これは、粘膜細胞の増殖を促し、膣内を瑞々しく保つ働きのあるエストロゲンが減少することによって起こるものであり、そのため更年期には膣以外にも女性の身体の様々な部分で「乾燥」や「シワ」といった肌トラブルが起こるようになるというわけです。
対策としては「コラーゲン」や「プラセンタ」が豊富な食品やサプリメントを摂取することが効果的であり、更年期の女性向けの化粧品も数多く発売されています。
最後の「頭痛」及び「偏頭痛」は、女性ホルモン「エストロゲン」の減少や自律神経系の乱れなど、様々な要因が複合的に作用して起こるものであると考えられています。
ただ、直接的なきっかけとしては「視力の衰え」や「眼精疲労」「ストレス」「肩こり」など、幾つか絞ることが可能です。
眼鏡の調節をしたり、目をこまめに休めたり、気分転換をはかったり、マッサージをしたり、充分な休息をとったりなど、きっかけとなる症状を少しでも改善することによって、頭痛や偏頭痛も改善されると考えられています。
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